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D「聴衆を前にした話」コース

「大勢の前で話そうとすると、頭が真っ白になって何を話したか覚えていない。」
「人前ではいつも、思っていることの半分も言えず、こう言えばよかった、あれも言えなかった・・、と後悔ばかりしている。」
「あがらずに堂々と話したい。」
こんなお悩みを持つ方にピッタリのコースです。
かなづちの人が、泳ぎ方の本を読んでも泳げるようにならないのと同じで、あがり症も、実際に人前に出て話す練習をし、少しずつ慣れて、恐怖を忘れていかないと、なかなか克服できません。
私たちフィリア話し方教室の講師は、みな、始めは話し方教室の受講生でした。ほとんどの講師が、みなさんと同じ悩みを抱えて、話し方教室に訪れたのです。教室に通って、人前に出て話す練習を繰り返した結果、人前で講義できるまでになりました。
そのような経験を積んだ講師について、同じ悩みを持つ仲間と一緒に学ぶことが、あがり症克服の一番の近道です。
このコースでは、あがり症の克服にとどまらず、大勢の人を良い聞き手(聴衆)にし、「いい話を聞けて良かった。」と心に残るような話し方を学びます。人前で自分の思いをしっかり伝えることができるようになると、自信が付いて積極的になり、いろいろなところで活動の場や人の輪が広がります。

スキルアップ

  • あがり症克服
  • 人前で落ち着いて堂々と話す能力
  • 心に残るスピーチ力
  • わかりやすく簡潔に話をまとめる能力
  • 話題を豊富にする方法
  • 聞き手を惹きつける方法
  • 司会者の能力

役立つシーン

  • 結婚披露宴などでのスピーチ
  • プレゼンテーション
  • 会議など、大勢を前にした発言の場
  • さまざまな会における司会
  • 日常会話

第1章 スピーチの心がけ

スピーチをするとき、話し手は、聞き手の時間を拘束しています。ですから、話し手には、聞き手にはっきりと知らせたり、わからせる責任があります。話し手の責任について考え、聞き手にしっかりと話を聞いてもらうには、どんな工夫が必要かを学びます。

第2章 スピーチのまとめ方

「いい話を聞けて良かった」と後々まで、大勢の人の心に残るようなスピーチをするには、どのように話をまとめたらよいかを学びます。

第3章 スピーチの深め

聴衆が満足し、感動して、心に深く刻まれるような、人々の共感を呼ぶスピーチをするために、スピーチの主題を深めることを学びます。

第4章 スピーチの実際

さまざまな場面でスピーチする場合の事前準備、スピーチの作り方、スピーチのし方の実際を学びます。

第5章 聴衆の前での司会

話し方を学んで、スピーチがうまくできるようになると、司会を頼まれることも増えてきます。司会者には、参加者全員を会の目的に向かってまとめていく役割があります。その役割について考え、事前にどんな準備が必要か、当日はどんなことに気をつけて会を進行したら良いか、などを学びます。

第6章 聴衆の前で話す責任

話には自然と、その人の人となりが出てしまうものです。聴衆に良い印象を与え、心に残る話をするために、日頃からどのようなことを心掛けたらよいかを考えます。